リアクトルを使用した耐圧試験
- 2016/07/25
- 21:36
昨日の竣工検査では高圧ケーブルの耐圧試験を実施しました。
ケーブルの仕様は6.6kVCVT38sq約110mです。
事前に試験器メーカーのマニュアルより充電電流を予測しました。

長さ110mの時充電電流は270mAくらいです。
所有する試験変圧器の容量は150mAなので高圧リアクトルを使用することとしました。
↓試験回路

耐圧トランスと高圧リアクトルを並列接続します。

左が耐圧トランス、右が高圧リアクトルです。
今回の試験データーは
充電電流I3=262mA、リアクトル電流I4=215mA、トランス電流I2=50mA でした。
↓充電電流 500mAのレンジです。

予測より若干低めです。ケーブル長さが実測値より短いかもしれません。
ベクトル図にすると

ケーブル長さの実測値の誤差や計器の読み取り誤差、トランス、リアクトルの特性もあると思われるのでなかなかピッタリというわけにはいきませんが、今回の実測値は、ほぼピッタリ、教科書に書いたような結果となりました。
電気は嘘をつかないことが好きです。
ケーブルの仕様は6.6kVCVT38sq約110mです。
事前に試験器メーカーのマニュアルより充電電流を予測しました。

長さ110mの時充電電流は270mAくらいです。
所有する試験変圧器の容量は150mAなので高圧リアクトルを使用することとしました。
↓試験回路

耐圧トランスと高圧リアクトルを並列接続します。

左が耐圧トランス、右が高圧リアクトルです。
今回の試験データーは
充電電流I3=262mA、リアクトル電流I4=215mA、トランス電流I2=50mA でした。
↓充電電流 500mAのレンジです。

予測より若干低めです。ケーブル長さが実測値より短いかもしれません。
ベクトル図にすると

ケーブル長さの実測値の誤差や計器の読み取り誤差、トランス、リアクトルの特性もあると思われるのでなかなかピッタリというわけにはいきませんが、今回の実測値は、ほぼピッタリ、教科書に書いたような結果となりました。
電気は嘘をつかないことが好きです。

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