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高圧コンデンサーの電流測定

今月の月次点検では、高圧コンデンサーの電流測定を実施しています。

201700403.jpeg

通常の月次点検では外観と温度測定を行っていますが、年に2回、4月と10月は各相の電流を測定し、電流の大きさ、各相の平衡度をチェックしています。

最近仲間の管理技術者がコンデンサーの電流測定からコンデンサーの異常を発見した事例があったので紹介します。

月次点検時、受電電流のアンバランスに気づき、高圧コンデンサーの電流を測定したところ、1相のみ定格電流のおよそ3倍の電流、他の2相はおよそ1.7倍電流でした。
コンデンサーの異常と判断し、高圧母線から切り離し、コンデンサーの相間抵抗、静電容量測定など行った結果、Y結線の1相が短絡していることが判明した。
メーカーによるとY結線のコンデンサーの1相が短絡すると下の図のような電流分布になるとのことでした。
数値は故障電流と定格電流との比率です。
20170403-2.jpg

この事故では、極端な電流のアンバランスとなり異常に気づいたが、短絡の様相によってはアンバランスの小さいケースも考えられ、高圧電流計で気づかないこともあります。まして電流計のない小規模の受電設備では確認のしようがない。
又、高調波の流入による過電流の恐れもあるので、高圧クランプメーターによるコンデンサー電流の測定は有効だと思いました。
参考→こちら
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コメント

[C811] でんきやさん

この場合、温度分布のようなものは、どんなかんじになるのでしょうか?

[C812]

電流の大きい相の温度が上がりそうな気がしますが、
今回の事例では局部的な温度上昇は無かったようです。
気温が低かったせいでしょうか?
  • 2017-04-05 16:46
  • denkikanri3Y
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denkikanri3y

Author:denkikanri3y
サラリーマンを退職、電気管理技術者として独立開業。はや、ん年。このBlogでは、これまでの経験から電気管理技術者の実務などを紹介していきます。('07.02.10)
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