しばらくの間、監視王の通報が無かったのが昨夕から2,3分おきの漏電通報が発報しだした。
今朝になったら、OR表示も出だしたので朝一で事業場に向かった。
今日は夜勤明けの休業日でほとんどの機械が操業停止していたが、すべて分電盤について調査した。

電源ケーブルが太いので、SOUKOUのフレキシブルのクランプメーターを使用しました。

分電盤の中には周期的に漏れ電流が変化するものものもあり、監視王の漏電警報とほぼ同期がとれてしまうものもあり惑わされました。
怪しい回路では、制御盤にていっぽん一本、出力ケーブルの漏れ電流を測定しましたが、不良個所は判明しません。
結局、最後になってしまいましたが、屋外機器用の分電盤から出た、水中ポンプの絶縁不良と分かりました。

3分間間隔で運転する水中ポンプの制御盤です。
槽内の液体の振動で水中ポンプの絶縁が悪くなったようです。お客様で予備ポンプを持っているとのことでしたので、月曜日の操業開始までに取替するよう依頼しました。
タイマーの時間間隔で発生したホントの間断漏電でした。
以前もこの工場で同様な間断漏電が発生し、その時は機械サイドの漏電だったので、今回も?という思い込みもあり、工場も休業中なので、1台ずつ調べてゆこという方針で調査しました。その間、2時間半。結果的に不良個所の発見に時間がかかってしまいました。
今回はオーソドックスな漏電事故でした。やはりこちらから攻めるのが正攻法か?・・・
結果からの反省です。
でも、フレキのクランプメーターはあまり使う機会がありませんが、今日、いろいろ使ってみて、結構使えるなという印象です。・・・・
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