高電圧計の校正
- 2014/02/08
- 15:55
以前、中古の高電圧計を入手したが、校正らしい校正は実施していなかった。
今日は思いついて校正試験をやってみることに・・・・

測定範囲はAC,DC10kVです。
この計器の用途は、メガーの出力電圧の測定、耐圧トランスや試験装置の出力電圧の測定などです。
校正方法はこの電圧計の入力抵抗が1000MΩであることから、電圧計に高圧を加え、その時流れる電流から抵抗×電流で電圧を求める方法です。(DCでの試験になります)

高圧可変メガーから任意の電圧を印加し、デジタルマルチメーターにて電流μAを測定します。
上の写真は10kV印加時電流10.0μAを測定した状態です。
ちなみに試験完了後、計測器の入力抵抗をデジタルマルチメーターで測定しました。

996MΩの表示でした。
試験データーは実測した入力抵抗にて電圧を算出しました。
いずれにしても、計測器の許容誤差範囲内にあり問題ありません。
この電圧計は、高電圧が何V発生しているかの確認が用途ですから、高い精度を要求するものではありませんが、一応このような校正試験を行ない、表示はまちがいないよという確認試験を行なったものです。
今日は思いついて校正試験をやってみることに・・・・

測定範囲はAC,DC10kVです。
この計器の用途は、メガーの出力電圧の測定、耐圧トランスや試験装置の出力電圧の測定などです。
校正方法はこの電圧計の入力抵抗が1000MΩであることから、電圧計に高圧を加え、その時流れる電流から抵抗×電流で電圧を求める方法です。(DCでの試験になります)

高圧可変メガーから任意の電圧を印加し、デジタルマルチメーターにて電流μAを測定します。
上の写真は10kV印加時電流10.0μAを測定した状態です。
ちなみに試験完了後、計測器の入力抵抗をデジタルマルチメーターで測定しました。

996MΩの表示でした。
試験データーは実測した入力抵抗にて電圧を算出しました。
いずれにしても、計測器の許容誤差範囲内にあり問題ありません。
この電圧計は、高電圧が何V発生しているかの確認が用途ですから、高い精度を要求するものではありませんが、一応このような校正試験を行ない、表示はまちがいないよという確認試験を行なったものです。
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