メガーの校正試験
- 2019/01/17
- 21:12
年明け早々に校正に出していたデジタルマルチメーターが返ってきたので、今日からぼちぼちと校正作業に入ります。
校正は年に1回ですが、毎年、年次点検が無いこの時期に実施しています。
今日行ったのは、メガーの校正試験です。
まず、標準抵抗器の校正試験を行いました。

こちらはダイヤル式の標準抵抗器です。

↓メガーの校正試験。

こちらはデジタルなので、機械的にやるだけで簡単です。
↓このメガーは4000MΩまで測定できるので、手持ちの抵抗器を使って、確認しました。

こちらの抵抗器は校正されていないので、データーは参考値です。1Gの抵抗を直列に接続して確認しました。
↓こちらは、電圧計の校正です。

最近太陽光発電所の開放電圧測定業務があるので、メガーによる電圧測定もよく行います。
こちらは、直流定電圧装置の電圧を利用して500Vまで校正試験を行いました。
後、写真はありませんが、最近某メーカーのPASの不具合があってから、年次点検時にトリップコイルのメガーと抵抗値の測定を行うようにしているので、メガーの抵抗レンジの校正も行っています。
我々の仕事は、メガーに限らず、計測器の測定値にて良否判断を行うことが多いので、それらの計測器の校正試験は欠かせません。
校正試験にて異常があった場合、前回校正から今回校正までの間に測定したデーターの信憑性が疑われることになるので、私は、最低でも1年くらいの校正頻度が適当かなと思います。(「自家用電気工作物保安管理規定」では3年とされています。)
お客様に提出する、検査報告書や点検報告書には、使用した計測器の一覧表を添付して、校正された測定器にて検査していることをアピールしています。これはパフォーマンスではなく、点検業務に付随した、重要な本来業務であると認識しています。

校正は年に1回ですが、毎年、年次点検が無いこの時期に実施しています。
今日行ったのは、メガーの校正試験です。
まず、標準抵抗器の校正試験を行いました。

こちらはダイヤル式の標準抵抗器です。

↓メガーの校正試験。

こちらはデジタルなので、機械的にやるだけで簡単です。
↓このメガーは4000MΩまで測定できるので、手持ちの抵抗器を使って、確認しました。

こちらの抵抗器は校正されていないので、データーは参考値です。1Gの抵抗を直列に接続して確認しました。
↓こちらは、電圧計の校正です。

最近太陽光発電所の開放電圧測定業務があるので、メガーによる電圧測定もよく行います。
こちらは、直流定電圧装置の電圧を利用して500Vまで校正試験を行いました。
後、写真はありませんが、最近某メーカーのPASの不具合があってから、年次点検時にトリップコイルのメガーと抵抗値の測定を行うようにしているので、メガーの抵抗レンジの校正も行っています。
我々の仕事は、メガーに限らず、計測器の測定値にて良否判断を行うことが多いので、それらの計測器の校正試験は欠かせません。
校正試験にて異常があった場合、前回校正から今回校正までの間に測定したデーターの信憑性が疑われることになるので、私は、最低でも1年くらいの校正頻度が適当かなと思います。(「自家用電気工作物保安管理規定」では3年とされています。)
お客様に提出する、検査報告書や点検報告書には、使用した計測器の一覧表を添付して、校正された測定器にて検査していることをアピールしています。これはパフォーマンスではなく、点検業務に付随した、重要な本来業務であると認識しています。

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