放射温度計の動作確認試験
- 2019/01/29
- 21:06
今日は放射温度計の動作確認試験を行いました。
試験器はこちらです。

表面温度を調節できる試験用のホットプレートです。
60℃に設定しました。ワンポイントの確認です。絆創膏みたいに貼ってあるのは黒体テープです。
確認を行った放射温度計はこちら

左からFLIRのスマホ用の熱画像センサー「FLIR ONE PRO」、横河のD:S=50:1の放射温度計、FLIRのサーマルイメージ放射温度計「TG165」こちらは24:1、一番右はHIOKIの放射温度計「3445」です。
通常の点検に使用しているのは、サーマルイメージ放射温度計です。熱画像で温度の高いポイントが分かるので間違いなく高温部の温度測定ができます。横河の放射温度計はイメージ放射温度計を導入前に使用していたもので今は予備です。HIOKIのものは7.3cmの距離でφ2.5mmの温度測定が可能です。局部的な過熱個所の温度測定に使用していました。「FLIR ONE PRO」はサーモグラフィとして使用しています。サーモグラフィは各画素ごとに温度情報を持つので、HIOKIの放射温度計を使う必要はありません。ちなみに画素数は160×120pixcelと高性能です。
さておき
ホットプレートは60℃にセットされていますが、表面の放熱&黒体テープの影響で表面温度は下がっています。
熱電対表面温度計で計測しました。

横河の放射温度計で測定

ホットプレートの表面は鏡面なので黒体テープ部を測定しました。
サーマルイメージ温度計で測定

FLIR ONE PROで測定

それぞれの温度計の測定値は、若干の差がありますが、こちらも校正された計測器はないので、こんなもんかな~という感じです。
いずれにしても、そんなに間違った温度を指してはいないと思われます。
繰り返しますが、通常の点検でのお薦めは、熱画像が見られる、サーマルイメージ放射温度計です。スイッチON の立ち上がりも早いし、サーモグラフィと放射温度計のいいとこどりで、温度点検の精度がかなり向上するとおもいます。
ただ、D:Sが24:5なので、局部的な温度測定は大きな誤差が出ます。気になったときは、サーモグラフィで確認すればOKと思います。放射温度計も画期的な点検グッズでしたが、この温度計やサーモグラフィを使っていると、普通の放射温度計の世界には戻れません。・・・・
試験器はこちらです。

表面温度を調節できる試験用のホットプレートです。
60℃に設定しました。ワンポイントの確認です。絆創膏みたいに貼ってあるのは黒体テープです。
確認を行った放射温度計はこちら

左からFLIRのスマホ用の熱画像センサー「FLIR ONE PRO」、横河のD:S=50:1の放射温度計、FLIRのサーマルイメージ放射温度計「TG165」こちらは24:1、一番右はHIOKIの放射温度計「3445」です。
通常の点検に使用しているのは、サーマルイメージ放射温度計です。熱画像で温度の高いポイントが分かるので間違いなく高温部の温度測定ができます。横河の放射温度計はイメージ放射温度計を導入前に使用していたもので今は予備です。HIOKIのものは7.3cmの距離でφ2.5mmの温度測定が可能です。局部的な過熱個所の温度測定に使用していました。「FLIR ONE PRO」はサーモグラフィとして使用しています。サーモグラフィは各画素ごとに温度情報を持つので、HIOKIの放射温度計を使う必要はありません。ちなみに画素数は160×120pixcelと高性能です。
さておき
ホットプレートは60℃にセットされていますが、表面の放熱&黒体テープの影響で表面温度は下がっています。
熱電対表面温度計で計測しました。

横河の放射温度計で測定

ホットプレートの表面は鏡面なので黒体テープ部を測定しました。
サーマルイメージ温度計で測定

FLIR ONE PROで測定

それぞれの温度計の測定値は、若干の差がありますが、こちらも校正された計測器はないので、こんなもんかな~という感じです。
いずれにしても、そんなに間違った温度を指してはいないと思われます。
繰り返しますが、通常の点検でのお薦めは、熱画像が見られる、サーマルイメージ放射温度計です。スイッチON の立ち上がりも早いし、サーモグラフィと放射温度計のいいとこどりで、温度点検の精度がかなり向上するとおもいます。
ただ、D:Sが24:5なので、局部的な温度測定は大きな誤差が出ます。気になったときは、サーモグラフィで確認すればOKと思います。放射温度計も画期的な点検グッズでしたが、この温度計やサーモグラフィを使っていると、普通の放射温度計の世界には戻れません。・・・・
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