年次点検などの絶縁抵抗測定に使用するメガーは、H電機の5レンジデジタルメガーを使用しています。
多レンジメガーのリスクは、誤って高い電圧を印加する恐れがあることです。
以前には電圧レンジ間違いを回避するためyokogawaの単レンジを使用していましたが、H電機のデジタルメガーを使用してから使いやすさに負けてしまいました。
先日の年次点検を応援してくれた仲間から、私の多レンジメガーでは絶縁抵抗測定が不安だと指摘されました。
そんなこともあって、ロータリースイッチのストッパーを考えました。
完成品です。↓

低圧回路のメガー測定は電灯、動力回路とも100Vレンジで実施しているので、ロータリースイッチが125Vより物理的に回らないようアクリル板のストッパーを貼り付けました。
このメガーは年次点検では、125Vレンジ以外は使用しないのでこの対策で十分です。万が一他のレンジを使用したいときは、両面テープで貼っているだけなので、指で簡単にはがせます。
使用した材料は↓

端子台カバーです。ニッパーやハサミで成形しました。
完成品↓

端子台カバーの曲がり部分をメガーの押し釦スイッチの隙間に挿入させ安定感を高めました。
事務用の透明の両面テープを張って完成です。
1個作るのに5分もかかりません。
ロックする位置を変えたければアクリル板の形を変えるだけです。
ここまで作るのにいろいろの素材で試行錯誤しましたが、なかなか格好がよい仕上がりとなりました。
興味のある方は試作してみてください。
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