OMRON絶縁監視装置のセンサーケーブル

先日設置したOMRONの3G対応絶縁監視装置です。



ここのキュービクルは1面増設され2面あります。



オムロン絶監の前は監視王でしたが、純正のセンサーケーブルでは届かないので、2芯のキャプタイヤケーブルをキュービクル間に布設し純正ケーブルを切断し、キャプタイヤケーブルに接続していました。監視王ではその接続方法で問題なく電流計測ができていました。
今回も監視王の時と同じように、オムロンのセンサーケーブルを切断して既設のキャプタイヤケーブルに接続したのですが・・・・・。



電流の計測画面ですが、延長ケーブルに接続したのは75kVA動力変圧器でIoを測定しています。
ところが、このときのB種接地線の電流は6、7mAです。絶監の計測値は50ｍAもあり誤差が大きすぎました。

オムロンのセンサーケーブルはシールドケーブルでした。メーカーに確認すると、純正の延長ケーブル（4ｍ）があるのでそのケーブルを使用してくださいとのことでした。いずれにしても4ｍの延長では足りないので、自己責任で急遽、某Monotroへ計装用のシールドケーブルを注文しました。
今日、ケーブルが届いたので、現場へ赴き既設のキャプタイヤケーブルをシールドケーブルに張替えました。



↑こちらはセンサー側、絶監側も同様です。

やはり、シールドなしが影響していたようです。
ケーブル引き換えにより絶監の計測電流が正しい値になりました。



クランプの計測値と同じです。よかったです。

今日の作業は1時間以内で終わる予定でしたが、ケーブル引き替えるときに既設ケーブルに新ケーブルを接続し電線管を通すときに、途中でプッツンしたりして、ケーブルの通線に手間がかかったので思いの外時間がかかってしまいました。

その間ずっと道路の反対側でおまわりさんが取り締まりをしていて、違反車をひっきりなしに駐車場に引き込んでいました。



どうも話を聞いていると、シートベルトの取り締まりのようでした。乗用車より大型の方が違反車が多かったので驚きました。

話を元に戻して、・・・・使用したケーブルは２芯0.75mm2のもの10m用意して約8m使用しました。
メーカーの延長ケーブル2本つなげば使えたかもしれません。（メーカーは4mしか保証しませんが・・・）
他の事業場でここと同様にキャプタイヤケーブルで延長しているところがありますが、今日の反省で、ケーブル引き換えるのが大変なので監視王の買替えででゆこうと思います。・・・いろいろあります。ふ～っ