大電流の校正試験
- 2021/01/26
- 16:36
先日行った、OCR試験器の電流計の校正試験の様子です。
校正したデジタルマルチメーターは、10Aまでしか測定できないので、OCR試験器の10A以上の電流計の校正にはポーダブルCT(精度0.2%)を使用しました。

右側の黒い箱がCTです。読み取りやすい、50/5Aのタップを使用しました。
写真は試験器から20A流し、マルチメーターで2Aを読み取りました。
電流の定格時間は30秒なので、素早く電流を流す必要があります。そのため、電流調整がアバウトになり、正確な校正は無理です。
そんなやり方でも電流計の許容誤差は大きいので、全て許容値内におさまりました。
先日、leoleoさんのコメントもありましたが、HIOKIのクランプメーターの通信機能を使って、試験器のオート機能の確認に使ってみました。

クランプメーターの通信機能を使って、スマホに電流値を表示させました。
写真は各タップの300%通電したときの電流値です。左から3A、3.5A、4A、4.5A、5Aタップです。
ほとんど一発で正確に決まっているのにびっくりしました。20年近く使用していますが素晴らしいと思います。試験器の電流計でも確認しましたが、当然ながら非常に正確でした。
あらためて試験器に敬意を表します。(SOUKOU BCT-25K)
↓こちらは、スマホのHIOKIのアプリで作成されたレポートです。

なかなかの優れもののようですね。
10A以上の電流の測定は、昨年は、50Aレンジを持つHIOKIのデジタルパワーメーター「3332」で直読しましたが、今年はポーダブルCTを使いました。他の記事で紹介したシャント抵抗でも測定できると思います。
いろいろ講釈を書きましたが、OCRの電流計ならそれほどの精度でないため、校正されたクランプメーターでの確認で十分だと思います。
通信機能付のクランプメーターでロギング機能を使えば一発で可能かもしれません。・・・・
(ただし、ロギングの最低間隔は1秒です。)
校正したデジタルマルチメーターは、10Aまでしか測定できないので、OCR試験器の10A以上の電流計の校正にはポーダブルCT(精度0.2%)を使用しました。

右側の黒い箱がCTです。読み取りやすい、50/5Aのタップを使用しました。
写真は試験器から20A流し、マルチメーターで2Aを読み取りました。
電流の定格時間は30秒なので、素早く電流を流す必要があります。そのため、電流調整がアバウトになり、正確な校正は無理です。
そんなやり方でも電流計の許容誤差は大きいので、全て許容値内におさまりました。
先日、leoleoさんのコメントもありましたが、HIOKIのクランプメーターの通信機能を使って、試験器のオート機能の確認に使ってみました。

クランプメーターの通信機能を使って、スマホに電流値を表示させました。
写真は各タップの300%通電したときの電流値です。左から3A、3.5A、4A、4.5A、5Aタップです。
ほとんど一発で正確に決まっているのにびっくりしました。20年近く使用していますが素晴らしいと思います。試験器の電流計でも確認しましたが、当然ながら非常に正確でした。
あらためて試験器に敬意を表します。(SOUKOU BCT-25K)
↓こちらは、スマホのHIOKIのアプリで作成されたレポートです。

なかなかの優れもののようですね。
10A以上の電流の測定は、昨年は、50Aレンジを持つHIOKIのデジタルパワーメーター「3332」で直読しましたが、今年はポーダブルCTを使いました。他の記事で紹介したシャント抵抗でも測定できると思います。
いろいろ講釈を書きましたが、OCRの電流計ならそれほどの精度でないため、校正されたクランプメーターでの確認で十分だと思います。
通信機能付のクランプメーターでロギング機能を使えば一発で可能かもしれません。・・・・
(ただし、ロギングの最低間隔は1秒です。)
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