オムロン振動センサーの動作確認
- 2022/05/20
- 19:49
先日自作した、OCR試験用のオムロン振動センサーの動作確認を行いました。
試験回路

メモハイコーダにて振動センサーの動作時間を測定しました。

測定したのは、オムロンの振動センサー3個とムサシGトリップ、VCBの主接点です。
VCB「入り」の状態でVCBのトリップレバーでトリップさせ、その時の各センサーの動作時間を測定しました。
↓測定画面

上の赤がVCB主接点、下のミドリ、青、白がオムロンのセンサー、一番下の水色がGトリップです。
この時は主接点OFF後7.7msecでGトリップがON、その6.5msec後あたりでオムロンのセンサーが動作しました。
何回も試験した結果、平均的には主接点から7msecでGトリップ動作、そのあと7msec後にオムロンセンサーが動作というパターンが多かったです。オムロンの3種のセンサーは動作のバラツキは小さくほぼ同じです。
しかし、何回か試験した中には、
オムロンセンサーが早く動作したことや、オムロンのセンサーがチャタリングしたことがありました。
↓オムロンセンサーが早く動作

↓オムロンセンサーがチャタリング

センサーの取付角度やセンサーの取付位置、VCBの衝撃の大きさ、他の条件などでばらつきがあると思われます。
特にセンサーの取付角度は時間に影響が大きいかもしれません。
今回の確認試験の結論としては、平均的(最大)にはVCB主接点動作から約14~15msec後にオムロンの振動センサーの動作信号が出ることがわかりました。
ムサシのGショックもばらつきがありましたが、オムロンの14msecは比較的安定していました。
この時間をどう見るかですが、リレーの動作時間の管理値からみればさほど問題のある時間差ではないかもしれません。
〈注)今回の試験は廃棄品のVCBにて手動のトリップレバーにての確認なので、実際のリレー試験の条件と異なるので、参考としてください。・・・
ちなみに、ムサシ社のGトリップ説明書には検出時間の記載はありません。
試験回路

メモハイコーダにて振動センサーの動作時間を測定しました。

測定したのは、オムロンの振動センサー3個とムサシGトリップ、VCBの主接点です。
VCB「入り」の状態でVCBのトリップレバーでトリップさせ、その時の各センサーの動作時間を測定しました。
↓測定画面

上の赤がVCB主接点、下のミドリ、青、白がオムロンのセンサー、一番下の水色がGトリップです。
この時は主接点OFF後7.7msecでGトリップがON、その6.5msec後あたりでオムロンのセンサーが動作しました。
何回も試験した結果、平均的には主接点から7msecでGトリップ動作、そのあと7msec後にオムロンセンサーが動作というパターンが多かったです。オムロンの3種のセンサーは動作のバラツキは小さくほぼ同じです。
しかし、何回か試験した中には、
オムロンセンサーが早く動作したことや、オムロンのセンサーがチャタリングしたことがありました。
↓オムロンセンサーが早く動作

↓オムロンセンサーがチャタリング

センサーの取付角度やセンサーの取付位置、VCBの衝撃の大きさ、他の条件などでばらつきがあると思われます。
特にセンサーの取付角度は時間に影響が大きいかもしれません。
今回の確認試験の結論としては、平均的(最大)にはVCB主接点動作から約14~15msec後にオムロンの振動センサーの動作信号が出ることがわかりました。
ムサシのGショックもばらつきがありましたが、オムロンの14msecは比較的安定していました。
この時間をどう見るかですが、リレーの動作時間の管理値からみればさほど問題のある時間差ではないかもしれません。
〈注)今回の試験は廃棄品のVCBにて手動のトリップレバーにての確認なので、実際のリレー試験の条件と異なるので、参考としてください。・・・
ちなみに、ムサシ社のGトリップ説明書には検出時間の記載はありません。
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