電気管理技術者が企業のBCPにどのように貢献できるか?(妄想)
- 2022/09/30
- 20:12
こんな仕事をするようになって、会社組織から離れもう20年近くなる。
この20年間、今までに経験したことのない事件や災害や社会状況などの変化が起きている。
会社組織を離れてしまうと、入ってくる情報も減って情弱になってしまう。何事も平和だった昭和人間のままだ。
会社勤めなら「CSR」や「BCP」とかについては、かなり以前から関わっていることだろうが、一匹狼では言葉を聞いたことがあっても意味も考えることがないし、まして取り組むようなことは全くない。
ところが、最近、あるお客様の「BCP」についての取り組みのお話を聞き考えさせられることがありました。
そもそも昭和人間の私は、なんで英語なんだ!しかも何の略なんだ?とボヤキ漫才状態ですが。・・・
「BCP」とはグーグルで調べてみると
BCPとは、「Business Continuity Plan」の頭文字を取ったもので、「事業継続計画」と訳される。緊急事態における企業や組織のリスク管理の一つで、さまざまなリスクを想定し、現実となった場合には被害を最小限に留めながら、緊急事態下においても事業を継続させ、その後も生き延びるための策を練っておくことを指す。・・・そうです。
また、その目的以外にも、取引先との信頼関係とか企業の評価を上げるためといったこともあるようです。
我々電気管理技術者が、企業のBCPにどのように関わるのがよいか考えてみました。
緊急事態として考えられるのは・・・
➀地震や津波、噴火、台風、大雨など自然災害による設備被害・インフラ被害
②電力不足や電力設備の事故、災害などによる大規模停電
③ウイルス感染症流行による、関係者の感染や都市ロックダウン
④テロや戦争の勃発
⑤世界的な生産や流通、人流のストップ、停滞、品不足・人不足など
・・・なんか考えていたら現在まさに緊急事態の最中と思いました。

電気管理技術者としてどう関わるか?
➀災害時の応急対応策、緊急連絡体制、現場への到達方法・ルート
いかにして現場へ到達するか・・・・会員や工事業者との連携、事業場へ最悪歩いて到達できればベスト。
②復旧資材の確保・備蓄・・・・SOG,、高圧ケーブルや端末材料備蓄。地元業者と企業との協定で最小限備蓄してあるとよい。
③非常用電源の確保・・・事業所で自立できる発電設備や蓄電設備の設置。最低限の電源(ポーダブル発電機と燃料)
それ以外に
④管理技術者として、すこしでも災害に強い設備に改修。老朽設備の取替。などの視点でアドバイスする。
⑤ 設備の弱点部、危険箇所、不安全箇所を見つけ、直してゆく。分電盤前に物を置かないように指導する。など本来の仕事をしっ かりする。
少し話がズレてきましたが、こんなことを考えていたら、財団法人や保安法人より地元密着で小回りのきく電気管理技術者の方が企業のBCPに貢献できるのではと思いました。
この20年間、今までに経験したことのない事件や災害や社会状況などの変化が起きている。
会社組織を離れてしまうと、入ってくる情報も減って情弱になってしまう。何事も平和だった昭和人間のままだ。
会社勤めなら「CSR」や「BCP」とかについては、かなり以前から関わっていることだろうが、一匹狼では言葉を聞いたことがあっても意味も考えることがないし、まして取り組むようなことは全くない。
ところが、最近、あるお客様の「BCP」についての取り組みのお話を聞き考えさせられることがありました。
そもそも昭和人間の私は、なんで英語なんだ!しかも何の略なんだ?とボヤキ漫才状態ですが。・・・
「BCP」とはグーグルで調べてみると
BCPとは、「Business Continuity Plan」の頭文字を取ったもので、「事業継続計画」と訳される。緊急事態における企業や組織のリスク管理の一つで、さまざまなリスクを想定し、現実となった場合には被害を最小限に留めながら、緊急事態下においても事業を継続させ、その後も生き延びるための策を練っておくことを指す。・・・そうです。
また、その目的以外にも、取引先との信頼関係とか企業の評価を上げるためといったこともあるようです。
我々電気管理技術者が、企業のBCPにどのように関わるのがよいか考えてみました。
緊急事態として考えられるのは・・・
➀地震や津波、噴火、台風、大雨など自然災害による設備被害・インフラ被害
②電力不足や電力設備の事故、災害などによる大規模停電
③ウイルス感染症流行による、関係者の感染や都市ロックダウン
④テロや戦争の勃発
⑤世界的な生産や流通、人流のストップ、停滞、品不足・人不足など
・・・なんか考えていたら現在まさに緊急事態の最中と思いました。

電気管理技術者としてどう関わるか?
➀災害時の応急対応策、緊急連絡体制、現場への到達方法・ルート
いかにして現場へ到達するか・・・・会員や工事業者との連携、事業場へ最悪歩いて到達できればベスト。
②復旧資材の確保・備蓄・・・・SOG,、高圧ケーブルや端末材料備蓄。地元業者と企業との協定で最小限備蓄してあるとよい。
③非常用電源の確保・・・事業所で自立できる発電設備や蓄電設備の設置。最低限の電源(ポーダブル発電機と燃料)
それ以外に
④管理技術者として、すこしでも災害に強い設備に改修。老朽設備の取替。などの視点でアドバイスする。
⑤ 設備の弱点部、危険箇所、不安全箇所を見つけ、直してゆく。分電盤前に物を置かないように指導する。など本来の仕事をしっ かりする。
少し話がズレてきましたが、こんなことを考えていたら、財団法人や保安法人より地元密着で小回りのきく電気管理技術者の方が企業のBCPに貢献できるのではと思いました。