デジタル絶縁抵抗計の校正試験点
- 2023/01/27
- 20:47
絶縁抵抗計も最近はデジタル表示が多くなってきました。
私の所持するものもすべてデジタルです。
校正試験の試験点はJIS C1302:2018 では
①第1有効測定範囲の最大表示値および最小表示値および中央表示値の3点とする。
②第2有効測定範囲の最大表示値および最小表示値の2点とする。
③指針形における試験点は無限大表示およびゼロ表示の2点、デジタル形における試験点はゼロ表示の1点とする。
としています。詳細はJISを参照してください。
JISでは指針形(アナログ形)においては第1有効測定範囲、第2測定範囲は定められていますが、デジタル形については特に規定がなくメーカーの仕様によることになります。
↓ 今回校正したHIOKI IR4052デジタル絶縁抵抗計の性能表に表示された範囲

性能表から1000Vレンジを例とすると試験点は4000MΩ、100MΩ、0.2MΩ、1000MΩの4点になります。
私は、この4点に0.05MΩを追加した5点としています。
デジタルではゼロ点のゼロ表示を確認しています。…合わせて6点。
↓今回の試験記録です。

今回YOKOGAWAの絶縁抵抗計も試験しましたが、有効測定範囲はHIOKIとは異なっていました。
デジタルの場合はメーカーや機種により異なるので取説などで確認が必要です。
私の所持するものもすべてデジタルです。
校正試験の試験点はJIS C1302:2018 では
①第1有効測定範囲の最大表示値および最小表示値および中央表示値の3点とする。
②第2有効測定範囲の最大表示値および最小表示値の2点とする。
③指針形における試験点は無限大表示およびゼロ表示の2点、デジタル形における試験点はゼロ表示の1点とする。
としています。詳細はJISを参照してください。
JISでは指針形(アナログ形)においては第1有効測定範囲、第2測定範囲は定められていますが、デジタル形については特に規定がなくメーカーの仕様によることになります。
↓ 今回校正したHIOKI IR4052デジタル絶縁抵抗計の性能表に表示された範囲

性能表から1000Vレンジを例とすると試験点は4000MΩ、100MΩ、0.2MΩ、1000MΩの4点になります。
私は、この4点に0.05MΩを追加した5点としています。
デジタルではゼロ点のゼロ表示を確認しています。…合わせて6点。
↓今回の試験記録です。

今回YOKOGAWAの絶縁抵抗計も試験しましたが、有効測定範囲はHIOKIとは異なっていました。
デジタルの場合はメーカーや機種により異なるので取説などで確認が必要です。
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