不足電圧リレー試験時の失敗の教訓
- 2023/05/17
- 11:27
昨日の年次点検の応援にて不足電圧継電器のリレー試験を行いました。
その試験時恥ずかしながら大失敗をしでかしました。
試験器はSOUKOUのBCT-25Kです。
経緯は列盤のOCR試験を2台完了後、UVRの試験に取りかかったときです。
大きなミスは
①OCRの電流コードを外していなかった。
②電流計レンジがOCR瞬時試験時の50Aのままでした。
この状態で試験切り替えスイッチをVRに切り替え、UVRの試験を開始しました。
そのときの状況を再現してみました。↓↓↓

基準電圧の設定のため、スライダックにて110Vに設定した状態です。
拡大すると ↓

①試験切替スイッチ→VR
②VR試験スイッチ→基準
③スライダック調整により電圧計110V(電圧計レンジ150V)
④電流計→0A
ところが電流回路をクランプすると9A流れています。(これもおかしいと言えばおかしいが・・・)
今日の再現試験は電流計タップ切替えは10Aです。昨日の試験時では50Aタップだったので50A近い大電流が流れたと思われます。
結果、試験器はトリップしませんでしたがその前にポーダブル電源がトリップしてしまいました。
電源装置に大きな負荷がかかってしまったようです。・・・・トホホ・・・
この時点で、受電時間が近くなり、UVRの後に別の盤でOCR試験がまだ2台残っていたので、この場の試験はUVR試験完了後、OCRも含めて試験回路を復元、撤収しようと考えたのが間違いのもとでした。
幸いポーダブル電源はその後問題なく使用できましたがダメージが残っているかもしれません・・・。
教訓
①試験の切替え時には、手抜きせず都度、試験回路の復旧を行う。
②試験終了時、試験開始前には試験器のスイッチ、ダイヤルなど確実に確認する。
③時間が迫っていても、焦らない、手抜きせず確実な手順で試験操作を行う。時間優先しない。
と・いうことでした。
レアなことかもしれませんが、老若・経験問わずあり得るかもしれないので恥ずかしながら公開しました。
その試験時恥ずかしながら大失敗をしでかしました。
試験器はSOUKOUのBCT-25Kです。
経緯は列盤のOCR試験を2台完了後、UVRの試験に取りかかったときです。
大きなミスは
①OCRの電流コードを外していなかった。
②電流計レンジがOCR瞬時試験時の50Aのままでした。
この状態で試験切り替えスイッチをVRに切り替え、UVRの試験を開始しました。
そのときの状況を再現してみました。↓↓↓

基準電圧の設定のため、スライダックにて110Vに設定した状態です。
拡大すると ↓

①試験切替スイッチ→VR
②VR試験スイッチ→基準
③スライダック調整により電圧計110V(電圧計レンジ150V)
④電流計→0A
ところが電流回路をクランプすると9A流れています。(これもおかしいと言えばおかしいが・・・)
今日の再現試験は電流計タップ切替えは10Aです。昨日の試験時では50Aタップだったので50A近い大電流が流れたと思われます。
結果、試験器はトリップしませんでしたがその前にポーダブル電源がトリップしてしまいました。
電源装置に大きな負荷がかかってしまったようです。・・・・トホホ・・・
この時点で、受電時間が近くなり、UVRの後に別の盤でOCR試験がまだ2台残っていたので、この場の試験はUVR試験完了後、OCRも含めて試験回路を復元、撤収しようと考えたのが間違いのもとでした。
幸いポーダブル電源はその後問題なく使用できましたがダメージが残っているかもしれません・・・。
教訓
①試験の切替え時には、手抜きせず都度、試験回路の復旧を行う。
②試験終了時、試験開始前には試験器のスイッチ、ダイヤルなど確実に確認する。
③時間が迫っていても、焦らない、手抜きせず確実な手順で試験操作を行う。時間優先しない。
と・いうことでした。
レアなことかもしれませんが、老若・経験問わずあり得るかもしれないので恥ずかしながら公開しました。
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