漏洩電流・・・不思議な現象

昨日は朝から雪{/雪/}→みぞれ→雨{/雨/}と不順な天候でした。
今日はといえば雨こそ降りませんでしたが昨日と変わらず雪がちらつく、寒い一日でした。
昨日点検できなかったので、朝から張り切って出動です。
今日伺ったお客さまの現場の動力分電盤で不思議な現象がありました。

ブレーカーの二次側を3線クランプして漏洩電流を測定すると360mAもあります。
「え～っ漏電！」か？と緊張です。この回路以前、降雨時漏電した前科があります。
別の位置でもう一度測定。

こちらで測ると2.5mAです。？？？？？あら不思議？
最初に測定した箇所をよく確認すると、ケーブル3本とケーブル固定用のパイプを一緒にクランプしていました。
そこで、ケーブル固定用のパイプだけををクランプしてみると

パイプをクランプしただけで360mAも流れています。最初の測定はこの電流が影響していたと思われます。
接地された盤に取付tられたパイプになぜこのような電流が流れるのでしょうか？
現場では？？で終わってしまいましたが、今考えてもよく分かりません。
どこか盤内で分電盤自体が充電部と接触して漏電しているのか？誘導電流なのか・・・？、
もう一度現場での調査が必要です。・・・・