富士電機VCBとLBSの注油
- 2023/09/24
- 22:44
今日の年次点検では、富士電機のVCBとLBSの注油作業を行いました。
使用した資材

①シンナースプレー:古いグリスの脱脂洗浄に使用しました。初めて使用しましたがきれいに除去できました。
②ペーストスプレー(二硫化モリブデン潤滑剤):VCBとLBSの機構部の注油に使用しました。噴射パイプが細いので、パイプの詰まりが発生しました。保管時はパイプの洗浄が必要です。
③接点グリス(スズクロールNo.2):VCB主回路断路接触部およびLBS主接点に塗布。
④小筆、小刷毛、ブラシ:清掃用、油脂塗布用。小筆は役に立ちました。今回準備してませんが機械用の綿棒があると清掃用にいいかもしれません。
⑤シックネスゲージ:接点消耗確認用
⑥ウエス
接触部の注油↓


接触部をシンナーで洗浄後、接点グリスを塗布しました。古いグリスはシンナーできれいに除去できました。
VCB機構部の注油

↑VCB開閉軸軸受け部

↑VCB正面パネルを外し、機構部指定箇所へ注油。注油箇所が多いので結構やっかいな作業です。
その他、クランクとワッシャの接触面にも注油しました。
LBSの注油↓

主接点の古いグリスを除去し、接点グリスを塗布。
開閉軸、溶断トリップ軸の軸受け注油、投入ラッチローラー部の注油。
今日の年次点検では、VCB8台、LBSの注油10台の注油作業を行いました。
最初の1台は30分くらいかかりましたが、終わりの方では慣れてきて15分くらいでできました。(技術者2名)
VCBは注油後開閉操作10回行い潤滑油をなじませました。LBSも注油後数回操作し、スムーズに動作することと溶断表示伝達ばーがとトリップ軸がスムーズに動くことを確認しました。
LBSの注油箇所については、後日、別途取外し品にて紹介します。
接点消耗確認↓

VCBを開路状態でクランクとワッシャのギャップが0.5mm以上あること確認しました。
今回の点検では、マニュアルを読込んで、指示通りの作業をしたつもりですが、正面パネル内の機構部の注油は内部構造を熟知してないこともあり、最適な注油ができたかは少々不安が残ります。・・・
注油作業はじめ今日の年次点検作業の協力をいただいた仲間の電気管理技術者の皆様、本当にありがとうございました。
使用した資材

①シンナースプレー:古いグリスの脱脂洗浄に使用しました。初めて使用しましたがきれいに除去できました。
②ペーストスプレー(二硫化モリブデン潤滑剤):VCBとLBSの機構部の注油に使用しました。噴射パイプが細いので、パイプの詰まりが発生しました。保管時はパイプの洗浄が必要です。
③接点グリス(スズクロールNo.2):VCB主回路断路接触部およびLBS主接点に塗布。
④小筆、小刷毛、ブラシ:清掃用、油脂塗布用。小筆は役に立ちました。今回準備してませんが機械用の綿棒があると清掃用にいいかもしれません。
⑤シックネスゲージ:接点消耗確認用
⑥ウエス
接触部の注油↓


接触部をシンナーで洗浄後、接点グリスを塗布しました。古いグリスはシンナーできれいに除去できました。
VCB機構部の注油

↑VCB開閉軸軸受け部

↑VCB正面パネルを外し、機構部指定箇所へ注油。注油箇所が多いので結構やっかいな作業です。
その他、クランクとワッシャの接触面にも注油しました。
LBSの注油↓

主接点の古いグリスを除去し、接点グリスを塗布。
開閉軸、溶断トリップ軸の軸受け注油、投入ラッチローラー部の注油。
今日の年次点検では、VCB8台、LBSの注油10台の注油作業を行いました。
最初の1台は30分くらいかかりましたが、終わりの方では慣れてきて15分くらいでできました。(技術者2名)
VCBは注油後開閉操作10回行い潤滑油をなじませました。LBSも注油後数回操作し、スムーズに動作することと溶断表示伝達ばーがとトリップ軸がスムーズに動くことを確認しました。
LBSの注油箇所については、後日、別途取外し品にて紹介します。
接点消耗確認↓

VCBを開路状態でクランクとワッシャのギャップが0.5mm以上あること確認しました。
今回の点検では、マニュアルを読込んで、指示通りの作業をしたつもりですが、正面パネル内の機構部の注油は内部構造を熟知してないこともあり、最適な注油ができたかは少々不安が残ります。・・・
注油作業はじめ今日の年次点検作業の協力をいただいた仲間の電気管理技術者の皆様、本当にありがとうございました。
スポンサーサイト