PGS欠相事故

今日は所属する協会の会議で名古屋へ出張でした。
お昼はここ↓名古屋では有名な行列の出来るトンカツ屋です。

ひとり飯で共食いみたいなものです。
今日の会議で紹介された事例です。

某M電機のふるいPGSです。三相の内一相の操作用の樹脂製のリンクが破損し投入時、欠相した事故です。
同機種で同種の不具合が他にも発生しているようです。
メーカーは更新推奨時期を大きく過ぎたものであり、経年劣化が原因ということでした。
同機種の実物を見せていただきましたが、材質や設計上の問題もあるように思えました。
高圧の欠相となれば設備への影響は大きいと思われます。もし作業停電時2相欠相したら・・・と思うと非常に怖いことです。
もしこのPGSが使われている現場があれば怖くて開放できませんね。
いずれにしても同機種がまだ使用されているようで、あれば早急に更新する必要があります。メーカーも更新推奨時期を超えているからと事業者に責任転嫁するのでなく、積極的に危険性の広報や更新の推奨をする義務があると思いますが・・・・。