トランスの温度上昇
- 2012/08/06
- 23:55
今日の点検も温度上昇を重点的に実施した。
以前からマークしている動力変圧器に貼ったサーモラベルです。

下のものが80℃が変色している。上のものは中央部が80℃の非可逆だがまだ変色していない。
サーモショットで熱画像の確認。

変圧器の側面で75℃、二次側端子付近で80℃近くあります。端子部は60℃以下です。
隣の電灯変圧器が冷たく見えます。

先日変圧器にセットした温度ロガーとパワーメーターのデーターです。(一目盛り24時間)

最大負荷が110kW、(皮相電力120kVA)、最高温度は77℃程度です。
ということは、変色したサーモラベルは80℃以下で変色したことになります。許容誤差範囲か・・・・
負荷は変圧器定格に対して80%程度の負荷となります。
時間的にも連続ではないので、変圧器運転に影響をおよぼす程の温度でないと判断できます。ただ、通常に比べかなり高温ですので、年次点検では変圧器の内部点検を実施し、油の劣化状況の確認は必要でしょう。
低圧回路についてもサーモショットで過熱点検を実施しました。
インバーター回路の切り替えカバースイッチの過熱箇所です。100℃以上あります。可燃物があれば火災の恐れがあります。

↓実画像。操作ハンドル部が過熱により変色している。

以前からマークしている過熱箇所ですが、お客さまには熱画像で見ていただきました。
接触不良と思われるので、機会を見て早急に取替える予定です。
熱画像は放射温度計のポイントと比べ、面として温度測定できるので、過熱点検には必須です。
以前からマークしている動力変圧器に貼ったサーモラベルです。

下のものが80℃が変色している。上のものは中央部が80℃の非可逆だがまだ変色していない。
サーモショットで熱画像の確認。

変圧器の側面で75℃、二次側端子付近で80℃近くあります。端子部は60℃以下です。
隣の電灯変圧器が冷たく見えます。

先日変圧器にセットした温度ロガーとパワーメーターのデーターです。(一目盛り24時間)

最大負荷が110kW、(皮相電力120kVA)、最高温度は77℃程度です。
ということは、変色したサーモラベルは80℃以下で変色したことになります。許容誤差範囲か・・・・
負荷は変圧器定格に対して80%程度の負荷となります。
時間的にも連続ではないので、変圧器運転に影響をおよぼす程の温度でないと判断できます。ただ、通常に比べかなり高温ですので、年次点検では変圧器の内部点検を実施し、油の劣化状況の確認は必要でしょう。
低圧回路についてもサーモショットで過熱点検を実施しました。
インバーター回路の切り替えカバースイッチの過熱箇所です。100℃以上あります。可燃物があれば火災の恐れがあります。

↓実画像。操作ハンドル部が過熱により変色している。

以前からマークしている過熱箇所ですが、お客さまには熱画像で見ていただきました。
接触不良と思われるので、機会を見て早急に取替える予定です。
熱画像は放射温度計のポイントと比べ、面として温度測定できるので、過熱点検には必須です。
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