ウルトラホン
- 2012/06/09
- 15:52
高圧電気設備の放電音をマイクで集音し、活線時に設備の絶縁不良を調べる装置です。
このような装置はウルトラホンとかリークホンとかの名前で商品化されています。
この装置はパラボラアンテナにより集音するので距離が離れていても雑音が感知できます。もちろんスピーカー又はイヤホンから雑音が聞こえます。

装置には接眼鏡と感度ボリュームがあり、接眼鏡を覗き、中のレベルメーターを見ながら雑音発生源を特定できます。
実際、耐圧トランスを充電した状態でコロナ音を測定してみました。

4~5m離れて測定した画像です。
上部のメーターが雑音レベルを示します。振れは感度ボリュームで調整します。耐圧トランスでは碍子付近が一番振れが大きくなりました。かなり精度良く発生源を特定できます。
キュービクル内の高圧機器の他、20mまで測定できるとのことですので柱上の開閉器、碍子などの絶縁不良も地上で調査できます。
ちょっと大きいので毎月の点検に持参するのはちょっと無理ですが、異常があったときの特別点検や定期的な活線絶縁検査には利用できそうです。
このような装置はウルトラホンとかリークホンとかの名前で商品化されています。
この装置はパラボラアンテナにより集音するので距離が離れていても雑音が感知できます。もちろんスピーカー又はイヤホンから雑音が聞こえます。

装置には接眼鏡と感度ボリュームがあり、接眼鏡を覗き、中のレベルメーターを見ながら雑音発生源を特定できます。
実際、耐圧トランスを充電した状態でコロナ音を測定してみました。

4~5m離れて測定した画像です。
上部のメーターが雑音レベルを示します。振れは感度ボリュームで調整します。耐圧トランスでは碍子付近が一番振れが大きくなりました。かなり精度良く発生源を特定できます。
キュービクル内の高圧機器の他、20mまで測定できるとのことですので柱上の開閉器、碍子などの絶縁不良も地上で調査できます。
ちょっと大きいので毎月の点検に持参するのはちょっと無理ですが、異常があったときの特別点検や定期的な活線絶縁検査には利用できそうです。
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