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関電の水力発電所から東京へ送電

震災の影響で東京電力では計画停電が実施されており、関電、中電などの60Hz地域からは周波数変換所を通して50Hzの融通を行っている。
木曽川にある関西電力の水力発電所には50Hz送電可能な発電所があり、過去の東京の電力不足時にも50Hz送電を行っているが、今回も50Hz送電を行うようだ。
50Hz.jpg
全体から見ればわずかな電力だが周波数変換なしで木曽川の水力が東京の電力不足に役立つことはよろこばしい。
水力発電での50/60Hzの切換制御は比較的容易だが、それぞれの周波数に対応した制御装置、保護装置、計量装置などを持つことになり余計のコストを抱えることになる。又通常の60Hz発電時には効率や損失の面でデメリットがあるだろう。
しかし送電線ルートの確保さえできれば非常時の異周波数間の電力融通にはかえって低コストで安定しているかもしれない。
関西電力にこのような水力発電所が存在することに敬意を表する。
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コメント

[C310] No title

それにしても厄介ですよね。
東日本、西日本で周波数が違って自由に送受電できないなんて!今更見直すことも出来ないでしょうし。それにしても原発心配ですね。この先どんなふうになってしまうのでしょうか?

[C311] No title

3月22日から、中部電力の泰阜水力発電所が、設備を50Hz用に改造して東電向けに送電を開始した様です。
詳しい事は…http://www.asahi.com/business/update/0323/NGY201103230003.html
をご参考にしてください。
  • 2011-03-30 23:31
  • Stray Horse
  • URL
  • 編集

[C312] No title

水力発電は比較的簡単に周波数の切換えらるとはいえ、制御回路、保護回路には共用できない部分があるので急遽の改造は大変だったでしょう。戦前の大同電力、東邦電力の時代には中部地方から関東へ送電していた実績があったようで、過去には50/60両用の発電所が多かったと聞いています。周波数変換容量が制約される中、貴重な電力ですね。

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Author:denkikanri3y
サラリーマンを退職、電気管理技術者として独立開業。はや、ん年。このBlogでは、これまでの経験から電気管理技術者の実務などを紹介していきます。('07.02.10)
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