LED作業灯
- 2010/08/07
- 14:13
停電点検では作業灯が必要となってくるが、限られたポーダブル発電機容量や、点検環境などで使用する照明灯が制限されるケースが多い。
そこで目を付けたのは、現在時点では一番消費電力が少ないLED電球を作業灯として使用することです、しかもバッテリー利用で使用したい。というのが今回のテーマです。
東芝の8.7WLED電球と未来舎の正弦波インバーターを使って使用電力など調べてみました。
バッテリーの代りに直流定電圧装置を使いLED電球を接続したインバーターの入力、出力を測定しました。
↓試験回路

右が定電圧装置。DC12Vをインバーターに入力し、AC100V出力をLED電球に接続します。LED電球点灯時の直流電圧、電流、LED電球にかかる交流電圧、電流、電力などを計測しました。
↓計測は負荷なし、LED電球1灯、LED2灯、20W蛍光灯、LED1灯+20W蛍光灯1灯の5パターンについて実施した。

インバーターのスペックによると無負荷電力が4Wと記載されており測定でも無負荷で4W相当の電流が流れる。負荷時も変換効率90%に相当するロスを加えほぼ計算通りの結果となった。
このLED電球を作業灯として2灯使用した場合、ほぼ定格の18W程度の負荷となりインバーターの直流電流は2.2Aとなる。この電流をベースにバッテリーの容量を選定すればどの程度使い物になるかが判る。単純に考えれば10Ahのバッテリーを選定すれば10/2.2=4.5hとなるが、蓄電池容量は20時間率で表示されることが多く、実際的にはずっと容量が小さくなる。又放電最終電圧10.5Vで計算されているのでその辺も影響があるだろう。しかしながらバッテリーはある程度以下の重量とする必要があり、使用時間を勘案して最終的には決定する必要がある。
ところで明るさだが、よくハンドライトに使われている20Wのスパイラル蛍光灯と比べると十分明るい。100W白熱電球と比較するともっと明るい。実用性には全く問題のない明るさだ。

左がLED電球、右がスパイラル蛍光灯。蛍光灯は全体に光るので写真では明るく見えるが、作業灯の場合投光器的に使用するのでLED電球の光源で照らされる面の照度は蛍光灯に比べ格段に明るい。
そこで目を付けたのは、現在時点では一番消費電力が少ないLED電球を作業灯として使用することです、しかもバッテリー利用で使用したい。というのが今回のテーマです。
東芝の8.7WLED電球と未来舎の正弦波インバーターを使って使用電力など調べてみました。
バッテリーの代りに直流定電圧装置を使いLED電球を接続したインバーターの入力、出力を測定しました。
↓試験回路

右が定電圧装置。DC12Vをインバーターに入力し、AC100V出力をLED電球に接続します。LED電球点灯時の直流電圧、電流、LED電球にかかる交流電圧、電流、電力などを計測しました。
↓計測は負荷なし、LED電球1灯、LED2灯、20W蛍光灯、LED1灯+20W蛍光灯1灯の5パターンについて実施した。

インバーターのスペックによると無負荷電力が4Wと記載されており測定でも無負荷で4W相当の電流が流れる。負荷時も変換効率90%に相当するロスを加えほぼ計算通りの結果となった。
このLED電球を作業灯として2灯使用した場合、ほぼ定格の18W程度の負荷となりインバーターの直流電流は2.2Aとなる。この電流をベースにバッテリーの容量を選定すればどの程度使い物になるかが判る。単純に考えれば10Ahのバッテリーを選定すれば10/2.2=4.5hとなるが、蓄電池容量は20時間率で表示されることが多く、実際的にはずっと容量が小さくなる。又放電最終電圧10.5Vで計算されているのでその辺も影響があるだろう。しかしながらバッテリーはある程度以下の重量とする必要があり、使用時間を勘案して最終的には決定する必要がある。
ところで明るさだが、よくハンドライトに使われている20Wのスパイラル蛍光灯と比べると十分明るい。100W白熱電球と比較するともっと明るい。実用性には全く問題のない明るさだ。

左がLED電球、右がスパイラル蛍光灯。蛍光灯は全体に光るので写真では明るく見えるが、作業灯の場合投光器的に使用するのでLED電球の光源で照らされる面の照度は蛍光灯に比べ格段に明るい。
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