竣工検査
- 2010/05/22
- 23:11
今日はお客様の受電設備の老朽取替えに伴う竣工検査でした。
明日から天気が悪くなるということで今日はセーフ。でも暑い一日となりました。
取替えた設備は、受電用の電力ケーブル、第1柱気中開閉器(AOG)、AOG用高圧地絡継電器です。
前回の点検で特に問題があったわけではありませんが、いずれも経年が25年で老朽化が懸念されます。お客様には事故未然防止対策として取替えを提案しており、今回取替え工事となりました。
ちなみに日本電線工業会ではCVケーブルの屋外地中布設のものについて、耐用年数を10~20年としており、15年での更新を推奨している。又、10年以上経過した設備に対しては定期的な精密診断を推奨している。
私の経験したうちには15年で絶縁不良となった設備もあったが25年以上問題なく使用しているものも数多い。しかしながらケーブルの長さや設備の重要性などを勘案すると定期的な精密診断を実施して管理してゆくより、割り切って設備更新した方が合理的なケースが多い。そんなお客様にはある程度の経年のケーブルについては取替を提案しています。
今日の竣工検査の内容はAOG,電力ケーブルの交流耐電圧試験、継電器の特性試験、連動動作試験です。

↑撤去される地絡継電器。最近ほとんど目にしないE社の鉄箱入りのものです。

↑こちらは同じくAOG。AOGは25年前も現在も形は全く同じですから取替時に悩む必要はありません。

↑AOG本体は取替前に単品で耐圧試験を実施。印加電圧交流10,350V10分間。

↑電力ケーブルの耐圧試験。キュービクル側から柱上の取引用メーターVCT接続前に3相一括で試験電圧印加。

電力会社にて責任分界点の電線接続。さすが電力会社では停電でも活線作業と同様の防保護具を装備して作業を実施しています。社員に二重三重の安全意識がたたき込まれているなあと感心します。
明日から天気が悪くなるということで今日はセーフ。でも暑い一日となりました。
取替えた設備は、受電用の電力ケーブル、第1柱気中開閉器(AOG)、AOG用高圧地絡継電器です。
前回の点検で特に問題があったわけではありませんが、いずれも経年が25年で老朽化が懸念されます。お客様には事故未然防止対策として取替えを提案しており、今回取替え工事となりました。
ちなみに日本電線工業会ではCVケーブルの屋外地中布設のものについて、耐用年数を10~20年としており、15年での更新を推奨している。又、10年以上経過した設備に対しては定期的な精密診断を推奨している。
私の経験したうちには15年で絶縁不良となった設備もあったが25年以上問題なく使用しているものも数多い。しかしながらケーブルの長さや設備の重要性などを勘案すると定期的な精密診断を実施して管理してゆくより、割り切って設備更新した方が合理的なケースが多い。そんなお客様にはある程度の経年のケーブルについては取替を提案しています。
今日の竣工検査の内容はAOG,電力ケーブルの交流耐電圧試験、継電器の特性試験、連動動作試験です。

↑撤去される地絡継電器。最近ほとんど目にしないE社の鉄箱入りのものです。

↑こちらは同じくAOG。AOGは25年前も現在も形は全く同じですから取替時に悩む必要はありません。

↑AOG本体は取替前に単品で耐圧試験を実施。印加電圧交流10,350V10分間。

↑電力ケーブルの耐圧試験。キュービクル側から柱上の取引用メーターVCT接続前に3相一括で試験電圧印加。

電力会社にて責任分界点の電線接続。さすが電力会社では停電でも活線作業と同様の防保護具を装備して作業を実施しています。社員に二重三重の安全意識がたたき込まれているなあと感心します。
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