ケーブルの過熱
- 2009/09/02
- 20:55
ある工場の月次点検で、現場のスイッチボックスの電源ケーブルの過熱を発見した。温度自体は55℃程度でそんなに高いものではないが、前月までの点検ではもっと低い温度でした。お客様に説明してお昼休みにスイッチボックスの点検を行なうこととした。

温度上昇の原因としては運転状況の変化はないので、ケーブル接続部の接触不良が考えられる。
昼休みにスイッチを開放して内部を点検すると、案の定中相のみが異常に温度が高い。端子をドライバーで確認すると中相のみ若干の緩みが認められた。増締めを行ない復旧し、温度は以前の水準まで低下した。古い開閉器なので長年のヒートサイクルで緩みが発生したと思われるが、温度も70℃以下で内部の変色やその他異常は無く、事故に至る前に対処できほっとした。今回のケースでは絶対値管理では発見できません。通常と比較し「異常」と判断し、対応できました。常日頃の状況の把握の大切さを再認識しました。

温度上昇の原因としては運転状況の変化はないので、ケーブル接続部の接触不良が考えられる。
昼休みにスイッチを開放して内部を点検すると、案の定中相のみが異常に温度が高い。端子をドライバーで確認すると中相のみ若干の緩みが認められた。増締めを行ない復旧し、温度は以前の水準まで低下した。古い開閉器なので長年のヒートサイクルで緩みが発生したと思われるが、温度も70℃以下で内部の変色やその他異常は無く、事故に至る前に対処できほっとした。今回のケースでは絶対値管理では発見できません。通常と比較し「異常」と判断し、対応できました。常日頃の状況の把握の大切さを再認識しました。
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