個人事業として開業

電気管理技術者として承認されれば、早速個人事業主として開業届けを行いましょう。
必要な届出は①税務署へ個人事業の開廃業等届出書、②所得税の青色申告承認申請書③県税事務所へ事業開始(廃止）等の申告書。様式はインターネットでダウンロードできるので必要事項を記載して提出します。
このとき事業所の屋号とか名称を記載する欄があるので「○○電気管理事務所」とか「○○電気保安管理事務所」などと屋号を決めて記載します。②の青色申告申告承認申請書は、青色申告を選択しない場合は不用ですが青色申告を行なえば65万円の特別控除があるなどメリットが多いので、最初から青色申告を選択したほうがいいと思います。
又、青色申告とした場合家族を「青色事業専従者」として専従者給与を支給することが出来ます。白色申告では配偶者が専従者の場合86万円の控除となりますが、青色の場合は事前の届出の金額の範囲内なら経費として認められますので、専従者がいれば是非届けましょう。その場合④税務署へ青色事業専従者給与に関する届出書⑤給与支払事務所等の開設届出書⑥源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書兼・・・・・納期限の特例に関する届出書が必要となります。⑤、⑥は専従者給与の源泉所得税に関するものです。専従者給与が課税金額以下の場合は当然源泉所得税は不用です。(届出は必要です。)
詳しいことは税務署の窓口や国税局のホームページで確認してください。