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SOGのコイル抵抗測定

今日は所属する自家用電気主任技術者協会の研修年次点検があり参加しました。
この年次点検は、協会員のお互いの技術力の向上と技術交流を目的として専任主任技術者、電気管理技術者の混合、十数人で会員が専任する事業所で行ないました。
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私は第1柱PASのDGR試験を担当しました。
試験器は昨年まではマニュアル型位相試験装置でしたが今回はS社の自動型位相特性試験装置で実施しました。
自動で測定できるので非常に効率的に実施できました。又、この測定器はPASのトリップコイルの絶縁抵抗、コイル抵抗も測定可能です。
昨年は実施していませんが、最近SOGのトラブルがよく発生していることから、今回はこの機能で測定することとしました。
制御器のVa-Vcにて絶縁抵抗測定は良好。次にコイル抵抗を測定するとOVER表示です。このPASは戸上製なのでコイルの抵抗はたしか140Ωだったはず・・・。測定器の所有者に尋ねるとこの測定器は2kΩまでの測定可能とのこと。・・・・
気を取り直してテスターで計り直すことに、やはりこちらでもOL表示です。・・・・コイル断線か?まさか?と思いつつ、受電後に試験スイッチで再確認することにした。
受電後、テストボタンでトリップ試験良好です。???コイルは断線していない。問題は無いとホッとしたが腑に落ちない。・・・
帰宅してから気になって調べてみると
T社の古いタイプのSOGで↓があった。
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PASの補助接点で開放時はコイル回路が切れるようになっています。
知っていれば何ともないことだが、なんせこの地域ではこのT社のPASは非常に少ない。私の知る限りでは、自分の委託先1箇所とこの事業場を含め応援に行っている事業場2箇所のみです。T社製でも最近はこの回路は無いようで、年次点検時のトリップコイルの抵抗測定もここ最近からの点検項目としているので、恥ずかしながら、今まで気付きませんでした。
いやーっ、今日はいい勉強になりました。すっきりです。{/嬉しい/}
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コメント

[C51] No title

おはようございます。
PASのトリップコイルの絶縁抵抗測定ですが、メーカー、機種によっては投入状態でなければ測定できない物があります。今回の実例の通りです。
そのため、私は年次点検時の「停電許可」を得てから、VaVaVcの各線を取り外しています。停電の許可を得ているので、万が一誤って停電させても被害が少なく、また外した線を戻してから連動でPAS開放しているので、戻し忘れ・間違いのチェックにもなります。
停電中に試験のために線を外して、戻し忘れや間違いに気づかずに復電したら……。
  • 2013-11-29 09:06
  • てるっこ
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[C52] No title

てるっこ様
コメントありがとうございます。
今後このようなPASでは、①キュービクル各負荷MCCB開負荷側停電→②VA-VC配線外しトリップ回路メガー、抵抗測定→③PASテストスイッチにて開放→④DGR試験 といった手順で試験を行ないたいと思います。
トリップコイルの接続忘れがあったら大変ですものね。

[C53] No title

こちらに限らず、時々、PASをテストボタンで落とす手順を拝見しますが、少し違和感を覚えます。

当地では、試験器から試験電流や電圧を加えて、開閉までの連動動作の時限を取るのが一般的です。
目的は、開閉動作が必要な事故時に本当に規定の時間内に開閉しているのか確認するためです。
実際、テストボタンを押して少し間が空いてトリップしたことがありますが、体感ですからコンマ何秒までは判りません。
PASの連動試験を行なわないのは、何かデメリットでもあるからでしょうか。
何か知見があれば、勉強したいと思います。
  • 2013-12-04 20:35
  • てるっこ
  • URL
  • 編集

[C54] No title

当方も開閉器については連動動作時間で管理すべきと考えています。開閉器の機構部の固着とかこじれとか遊びとかでで機械的に動作が遅れることが考えるからです。GRでは受電状態(負荷は切り)でVa,Vcを外し、単体特性試験を実施後、Va,Vcを接続し、実トリップさせ連動の時間測定を行なっています。但し、方向性の場合は充電中は配電線の不平衡などで常時Voが発生しているのでT端子に試験電圧を加えた場合リレーにはVoとのベクトル和の電圧が印加され誤差となるので単体試験は停電状態で実施しています。従って、最初にテストスイッチでトリップさせ、連動時間測定は省略しています(体感のみ)。てるっこさんの方法は、ここで電圧表示する以上の電圧を印加した状態で連動時間の測定し、開閉器開放後単体の特性試験という手順でしょうか?DGRも連動時間測定をしたいので、差し支えなければどのような一連の手順でやられているのかご教授下さい。

[C55] No title

さしたる見識を持ち合わせていませんが、単体試験は精密点検ということで3年に1回実施することとし、通常の年次点検時では連動試験1発です。
試験記録用紙にも、精密点検の項目と前回実施日を記載しています。

方向性の場合は、ご指摘の通り系統側の影響も受けるので、Voを150%、Ioを130%、位相はメーカー指定(0°や30゚)にして時限を取っています。
一般的な方法だと思いますが、これで落ちないPASはは無かったので、動作要件を満たしていると思います。
  • 2013-12-05 21:54
  • てるっこ
  • URL
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[C56] No title

てるっこ様
ていねいなご説明ありがとうございました。
当方も参考にしたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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denkikanri3y

Author:denkikanri3y
サラリーマンを退職、電気管理技術者として独立開業。はや、ん年。このBlogでは、これまでの経験から電気管理技術者の実務などを紹介していきます。('07.02.10)
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