変圧器の過熱
- 2014/08/18
- 18:07
今日は久々に快晴でした。
気温もかるく30℃以上の夏日、湿度も高かったので暑い一日でした。
こんな日は、お客様の電気設備の温度点検に最適です。
お盆明けの初日の午前で、まだ本格的に仕事が回っているか疑わしい状況でしたが・・・・
動力変圧器の電流計をみると

普段より電流が大きいです。定格電流に近い負荷電流です。
最近工作機械が増え、今日の暑さでエアコンがフル運転となって、電流が増加したようです。
変圧器の温度が気になるので、サーモグラフィーで測定しました。

二次側のブッシングあたりが過熱しているようです。
アップで測定すると

ブッシング付近の表面温度が85℃を超えています。
先日校正した放射温度計で測定すると

やはり、サーモグラフィーより若干低めの指示でした。
1℃、2℃を問題にする場面でないので、それはさておき。今回はサーモグラフィーで過熱箇所と温度が分ってからの測定だったのでそれなりに測定できましたが、放射温度計のスキャンのみでこの局部的な過熱を測定したとき、正しい値が測定できる可能性は半々といったところでしょうか?(今日の実感)
やはりサーモグラフィー・・・と感じました。
この温度はちょっと心配な温度ではありますが、さしあたってどうすることもできず、気温と操業時間とのからみで長時間の過熱は無いだろうと判断し、サーモラベルだけ貼らしてもらいました。

即、80℃が変色です。・・・・
今後の温度、負荷の状況など勘案しながら、変圧器の容量アップも検討する必要があります。
ちなみに今月の検針で、デマンド値更新していました。
この事業場でもう一箇所、過熱が気になるところです。

コンプレッサーの二次側ケーブルです。今日の温度は75℃です。
電流的にはそれほど大きくなく、ケーブルの許容電流も問題ないのだが・・・・2回路分ケーブルが束ねてあるので、放熱しにくく温度が上がるようです。
お客様に確認してもらい、結束のインシュロックを外しケーブルをばらばらにしました。

若干下がりました。分電盤の扉も全閉鎖しないようお願いしました。
まだまだ暑い日があるので温度管理は注意が必要です。今日のように、気温の高い日に点検して弱点部が判明するとラッキーです。・・・と思いたい。
気温もかるく30℃以上の夏日、湿度も高かったので暑い一日でした。
こんな日は、お客様の電気設備の温度点検に最適です。
お盆明けの初日の午前で、まだ本格的に仕事が回っているか疑わしい状況でしたが・・・・
動力変圧器の電流計をみると

普段より電流が大きいです。定格電流に近い負荷電流です。
最近工作機械が増え、今日の暑さでエアコンがフル運転となって、電流が増加したようです。
変圧器の温度が気になるので、サーモグラフィーで測定しました。

二次側のブッシングあたりが過熱しているようです。
アップで測定すると

ブッシング付近の表面温度が85℃を超えています。
先日校正した放射温度計で測定すると

やはり、サーモグラフィーより若干低めの指示でした。
1℃、2℃を問題にする場面でないので、それはさておき。今回はサーモグラフィーで過熱箇所と温度が分ってからの測定だったのでそれなりに測定できましたが、放射温度計のスキャンのみでこの局部的な過熱を測定したとき、正しい値が測定できる可能性は半々といったところでしょうか?(今日の実感)
やはりサーモグラフィー・・・と感じました。
この温度はちょっと心配な温度ではありますが、さしあたってどうすることもできず、気温と操業時間とのからみで長時間の過熱は無いだろうと判断し、サーモラベルだけ貼らしてもらいました。

即、80℃が変色です。・・・・
今後の温度、負荷の状況など勘案しながら、変圧器の容量アップも検討する必要があります。
ちなみに今月の検針で、デマンド値更新していました。
この事業場でもう一箇所、過熱が気になるところです。

コンプレッサーの二次側ケーブルです。今日の温度は75℃です。
電流的にはそれほど大きくなく、ケーブルの許容電流も問題ないのだが・・・・2回路分ケーブルが束ねてあるので、放熱しにくく温度が上がるようです。
お客様に確認してもらい、結束のインシュロックを外しケーブルをばらばらにしました。

若干下がりました。分電盤の扉も全閉鎖しないようお願いしました。
まだまだ暑い日があるので温度管理は注意が必要です。今日のように、気温の高い日に点検して弱点部が判明するとラッキーです。・・・と思いたい。
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